「毎晩、単語を何度もノートに書いているのに、テストで全然書けていない。」
「あんなに書いたのになぜ…と本人も落ち込んでいる。」

この状況、よくあります。「ノートに書く」という勉強法は正しいように見えますが、やり方によってはほとんど効果が出ません。

この記事では、英単語をノートに書いても覚えられない理由と、実際に「書けるようになる」ための正しい覚え方を保護者向けに解説します。

結論:「書く」ことより「思い出す」ことが記憶を作る

英単語が定着しない本当の理由:
「見ながら書く」練習しかしていないため、「見ないで書く」力がついていない。

英語を見ながらノートにひたすら書き写す作業は、「手を動かしている」という感覚はありますが、脳はほとんど働いていません。
記憶に定着させるために必要なのは、「正解を思い出そうとする」プロセスです。

「書くだけ」と「使えるように覚える」の違い

❌ 効果が低い方法

英単語を見ながら10回ずつノートに書く。
答えを見ながら写しているため、「思い出す」プロセスがない。

✅ 定着する方法

日本語だけ見て英単語を思い出して書く。
思い出せなかったものだけ確認して、また挑戦する。

テストでは「日本語のヒントなし」でスペルを書くことを求められます。
普段から「何もない状態から書き出す」練習をしないと、テストで手が止まります。

ノート書きが「作業」になっているサイン

⚠️ 以下に当てはまる場合、「こなしているだけ」の可能性があります
・英語を見ながら書いている
・書き終わった後に「隠して書けるか」確認していない
・スペルを1文字ずつ目で確認しながら写している
・同じ単語を10回書いても、翌日には思い出せない

正しい英単語の覚え方:3ステップ

1
まず「声に出しながら」スペルを確認する
英単語と日本語の意味を声に出して確認する。「study=勉強する」を3回声に出す。これで耳からも記憶に入ります。
2
「日本語だけ見て」スペルを書いてみる
英単語を隠した状態で、日本語を見てスペルを書く。書けなければ確認して再挑戦。書けたものには「○」をつける。
3
翌日と3日後に「書けるか」だけ確認する
1日後・3日後にもう一度「日本語→英単語」の変換を試みる。思い出せなかったものだけ書き直す。

このやり方は「書く量」は少なくなります。でも定着率は格段に上がります。
1日に50語書くより、1日に10語を「隠して書ける状態」にする方が効果的です。

子どもに伝えやすい言葉

お子さんに説明するとき、こんな言い方が伝わりやすいです。

「英語を見ながら書くのは練習じゃない。隠して書けるかどうかを確認するのが練習だよ。」

テストは「見ないで書く」場です。普段から「見ないで書く」練習をしている子が点数を取れます。

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まとめ

英単語をノートに書くだけでは定着しません。「思い出す」プロセスが必要です。日本語だけを見てスペルを書き出す練習に切り替えるだけで、定着率が大きく変わります。

この記事のまとめ

  • 英単語を「見ながら書く」だけでは定着しない
  • 記憶に残るのは「思い出そうとした」ときの脳の活動
  • 正しい練習:日本語だけを見て英単語を書き出す
  • 書けなかったものだけを確認して再挑戦する
  • 翌日・3日後に復習することで長期記憶に定着する

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