「うちの子、英語が苦手みたいで…でも、どこがわかっていないのかが正直よくわからない。」

こういうもどかしさを感じている保護者の方は多いと思います。子どもに聞いても「なんかわからない」という答えが返ってくる。テストの点は低いけど、どこがダメなのかは見えない。

でも実は、つまずきの場所が見えていないこと自体が、英語が伸びない最大の原因です。逆に言えば、どこでつまずいているかが特定できれば、対策は必ずあります。この記事では、保護者でも実践できる「つまずきの見つけ方」を具体的に説明します。

つまずきが見えないと何が起きるのか

「英語が苦手」という状態のまま塾に通わせたり、問題集を追加したりしても、弱点にアプローチできていなければ効果が出ません。頑張っているのに結果が出ない、という状況がずっと続きます。

これは子どもの努力の問題ではなく、「どこを直せばいいかが見えていない」という情報不足の問題です。

学習の見える化ができれば、「何をすればいいか」が明確になります。「英語が苦手」から「ここを直せばいい」に変わることで、勉強の効率が大きく変わります。

つまずきを見つける3つの方法

方法 01
直近のテストのバツをカテゴリーに分類する
テスト用紙を手元に出して、間違えた問題をカテゴリーに分けてみてください。「単語のスペルミス」「be動詞・一般動詞の混乱」「三単現のs忘れ」「過去形の変化ミス」など。

同じカテゴリーのミスが3つ以上あれば、そこが本当の弱点です。「英語が全体的にダメ」ではなく、特定の単元に集中していることがほとんどです。
方法 02
「言えるか」ではなく「書けるか」を確認する
口頭で聞くと「わかってる」と答えても、紙に書かせると手が止まることがよくあります。たとえば「"友達"って英語でどう書くの?」と紙に書かせてみる。スペルが出てくるかどうかで、本当に定着しているかがわかります。

「f-r-i-e-n-d」と正確に書ければOK。「フレンドだよ」と言えても書けないなら、そこが穴です。
方法 03
同じミスが繰り返されていないかを追跡する
1回のテストだけでなく、直近2〜3回のテストを並べてみてください。「毎回、三単現でミスしている」「毎回、不規則動詞の過去形が間違っている」というパターンが見えてきたら、そこが放置されている弱点です。

繰り返すミスは、「まだ理解が定着していない」サインです。一度解説を受けても、アウトプット練習が足りないとこうなります。

「大丈夫」のサインと「危険」のサインを見分ける

大丈夫なサイン

危険なサイン

⚠️ 「宿題はやっているのに」という状況が続くなら、アウトプット練習が不足しているサインです。インプットだけでは知識は定着しません。実際に「書ける」かどうかを確認してみてください。

早めに気づくことが大切な理由

英語の中学カリキュラムは積み上げ式です。be動詞が怪しいまま一般動詞へ進み、三単現が曖昧なまま過去形へ進む——こういったことが続くと、穴がどんどん増えていきます。

中1の序盤でつまずいた内容は、中2・中3の英語の土台になっています。早めに発見して補強するほど、後で追いつくのが楽になります。「少し成績が落ちた」レベルのうちに対処できれば、改善もずっと早くなります。

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まとめ

子どもの英語のつまずきは、テストの間違いを分類する・書かせて確認する・繰り返しミスを追跡するという3つの方法で見つけられます。大切なのは「英語が苦手」で終わらせず、「どこがわかっていないのか」を具体的に把握することです。それができれば、対策は必ずあります。

この記事のまとめ

  • つまずきが見えないことが、英語が伸びない最大の原因
  • テストのバツをカテゴリーに分類して弱点を特定する
  • 「言える」ではなく「書ける」かで本当の定着を確認する
  • 同じミスの繰り返しは放置された弱点のサイン
  • 早期発見・早期対応が、後の追い上げコストを減らす

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